『格の違いを思い知ったか』
・・・なんていうと、格闘ゲームの勝った時の台詞みたいですが、
英語では
『人称代名詞』(人の名前の代わりに使う名詞)などの
代名詞(名詞の代わりに使う言葉)系で、やたらめったら、
出てきます、『核』・・・じゃなくて
『格』が。
え、名詞が分からない?
名詞=物、人等の名前のことでつよ。
海、山、空、木、風、携帯電話、パソコン、内村光良、山寺宏一・・・
( ゚д゚)ハッ! 最後の方は好物をあげてしまった
|彡サッ
#海=sea, ocean(どちらかというと〜洋という風に訳される。太平洋とか)
山=mountain
空=sky
木=tree, wood(treeは生えている状態、woodは材木になった状態)
風=wind, breeze(心地よい微風・そよ風)
携帯電話=cellphone, cellular phone
パソコン=PC, personal computer
内村光良=Uchimura Teruyoshi, UCHIMURA TERUYOSHI, Teruyoshi Uchimura
山寺宏一=Yamadera Kouichi, YAMADERA KOUICHI, Kouichi Yamadera
・・・この二人は訳さなくてもよかったんじゃないか?(爆)
自分でも和英辞典を引いてみてくださいね☆
で、いちいち、山が、とか、風が、とか、何回も言うの面倒でしょ?
だから日本語でも『これ』『それ』『あれ』なんていいますよね?
これが『代名詞』で、英語にもちゃんとあります。
じゃ、『人称代名詞』は?というと。。。
『私』『あなた』『彼』『彼女』
『私達』『あなた達』『彼ら』『彼女ら』
などのことです。
#やっと此処まで辿り着いた。。。illli_| ̄|○illli
おいおい、ちょっと待ってよ。
『私は』じゃないの?
そう思ったあなた。
その
私+は の
は が
『格』を示しているんです
私(日本語の人称代名詞)+は か
が で
英語では
『主格』といいます。
私、の部分は勿論、あなたでも、彼でも、彼女でも、
私達でも、あなた達でも、彼らでも、彼女らでも構いません。
説明する上で、今回は『私』に統一します。
では、
私+の は、何格でしょうか?
英語では
『所有格』といいます。
私のペン(pen)、私の本(book)、私の部屋(room)、私のギター(guitar)、私の子供(child)、私の時計(watch)・・・
私が
『所有している』ので
『所有格』、
『の』が
所有という
『格』を示しています。
私+を か
に とかだと、
英語では
『目的格』といいます。
主語が『何をしたいのか』『何をしたのか』の『目的』になるから
だと思うんですが。(頼りない!)
ちょっと、文章で見てみましょう。
You asked me. (あなたは
私に尋ねた)
You called me. (あなたは
私を呼んだ)
・・・どうでしょうか?
カンジがつかめそうですか?
さあ、格の大詰め。
私+のもの だと、
英語では
『独立所有格』といいます。
これは私のものだ〜〜〜〜!!!と、
大声あげて、宣言しているわけです。
この単語一つで誰が所有しているかわかるので、
『独立所有格』なんだと思います、多分(しっかりしろ。)
その本は? 私のもの。
その服は? 私のもの。
そのお金は? 私のもの。
内村光良は? 私のもの。(違うだろ!)
英語には何故
私+のもの が必要なんでしょうか?
多分、歴史的になが〜いものがあるんだと思います。
大陸を移動して、戦争やらなにやらで、
はっきりと主張しなければならなかったのでしょう。(推測)
あ、ご注意を。
『語』と『格』は全く別のものです。
それを頭の片隅にひっそりとどめておいてください。
| 主格 | 所有格 | 目的格 | 独立所有格 |
私 | I | my | me | mine |
あなた | you | your | you | yours |
彼 | he | his | him | his |
彼女 | she | her | her | hers |
私達 | we | our | us | ours |
あなた達 | you | your | you | yours |
彼ら・彼女ら | they | thier | them | thiers |